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2008.4.26 (Sat) 今まで、ミジンコ検鏡・撮影には、母の日常顕微鏡であるオリンパス製の学習用クラスのものを使ってました。
「家にもう1台、Nikonのいいのがある」ってんで見てみる。 で、これ。LABOPHOT。 そうすると、まず、接眼レンズの鏡筒が「JIS鏡筒」ってやつじゃなくなって、前の顕微鏡で使ってたビクセンのアダプターが使えなくなる。 これは、上記写真ですでにカメラがくっついてますが、家にあったケンコーのアダプタで接続できました。 COOLPIX 995用ということで母の所蔵品にあったようですが、デジスコ用のCOOLPIX P5100は専用のフィルターアダプターをつけると995と同じフィルター径28mmなのです(このあたりの情報、食いつく人が多そうだ)。 しかし、COOLPIX P5100はNikonつながりでいいのですが、シャッターを半押しするまで絞りとフォーカスが勝手に動き続けたり、液晶に表示される明るさが撮影結果と全然違ったりして、やりづらいのです。特に絞りが動くと、光軸の微妙なズレからか、視界に陰ができたりして見えなくなる。 とりあえずP5100をつないでおきつつ、RICOHのCaplio GX100の43mmのフィルター径を28mmに落とせるように機材集めに走ります。 次に、暗視野検鏡用に自作したスリット群が、ちょっと仕様が変わるので作り直しになります。 まずは、前の顕微鏡の時と同様に、コンデンサーレンズの絞り羽根直下をねらいます。 前回はティッシュ箱にコンパスで線引いてカッターで切ったりしたんですが、今回はIllustratorで図面を書いて、厚手のプリンタ用紙に印刷してみることにします。 紙を探していたら、「何かに使えるかも」と買っておいたOHP用紙を発見。こりゃ〜使える♪ 試作品完成。 しかし、結論として、これは失敗作。 視界を黒にしたり青く透かしたりは出来たけど、光が回り込まないので検体に光が当たらない。 作戦変更で、光源部分にスリットを置くことに。 OHPフィルムを使って……こんな感じ。 どうやら22mm〜24mmぐらいの径がいいようです。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ところで、何回もスリットを作り直して試すのに、生きたミジンコを使っていては可哀想なので、水槽下の方の堆積物をプレパラートにしてました。 死んでしまった個体も、ちっぽけな水槽の食物連鎖の一部になってるんですね。 |
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