2006.9.4 (Mon)

コンデジ論、一考

9月に入ってこれから行楽の秋だ〜、てか、一眼用の高倍率ズームレンズを買ったらコンパクトデジカメも考えてみたくなった〜。
もう、デジカメ沼、ずぶずぶ底なし。

今持ってるのが(何台か省くとして)FinePixのZ1とF11と液晶の傷んだF710、IXY Digital 400など。
(あと、COOLPIX 995か……とか書くと各方面から手が伸びてきそうだ)
まずは、所持してきたカメラを見直すところから。

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Z1は小型スタイリッシュ機。CCDサイズが1/2.5で、ポテンシャルは低め。
サイズの割に偽色の少なさはスゴい。その代わり、画素数ほどの解像感はなし。全体的にザラザラした印象で質感の再現にも多少の難。
このクラスのインナーズーム式としてはピカ1の設計……かな。
望遠側でレンズが明るいのが、隠れた魅力(F3.5-4.2)。ワイド側狭し(36mm)。マクロは弱いけど、レンズ口径が小さいのとレンズがせり出さないから、ルーペが使いやすい。

F11は、多分アキバ系に人気? の高感度モデル。
Z1にマニュアル露出を付けて、CCDを1/1.7としてポテンシャルを上げた感じ。ISO800は常用できるかも(しないけど)。
レンズは全域で結構寄れるマクロが魅力。ワイド側はZ1より明るく(F2.8)、テレ側は暗い(F5)。
広角は36mm。

F710はワイド側がちょっと広い(32.5mm〜)のが特徴。マクロは結構寄れるんだけど、ワイド側でしか使えなく、32.5mmなので歪むのが難点。
1/1.7サイズのハニカムSR CCDでダイナミックレンジが広いのがいい感じ。ISO400でも結構キレイ。

IXY Digital 400は、CCDが1/1.8の400万画素で、画素ピッチに余裕のある分、その前に使ってた「320」より偽色が少なくなってる。
DIGIC IIじゃなくDIGICなので、高感度撮影時のノイズリダクションの出来は、現行のカメラより劣る。
レンズは確か(おい)35mm-105mmの3倍ズーム。マクロは弱いのでルーペを使うと良いかな。
赤がちょっとマゼンタっぽい気がする。

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んで、今持ち歩いてるZ1からF11に持ち換えることを考えつつ、他にもなんかいいカメラないかな〜、って(思うな)、各社サイトを巡回。

広角28mm欲しいなー、と、リコーのCaplio GX8を調べてみたんだけど、サンプル画像の汚さに閉口。
サンプル画像を見比べると、どうもキヤノン以外のカメラを買う気にならない。DIGIC IIってスゲェんだなぁ、と実感。ちょっと低感度のサンプルしか置いてないのは気になるけど、他のメーカーも低感度のものしか置いてないです。
キヤノン以外で頑張っているのはFUJIFILM・SONY・Panasonic・カシオ・PENTAXでした。
ニコンもまぁまぁなんだけど、一眼市場で追いかけるのに必死でコンパクトには手が回ってないような印象。魅力的な製品がないんだよなぁ。キムタクがD80のCMで「やっぱニコンいいわ」って言ってるのが薄っぺらい……。
FUJIならF11でいいんだけど、ワイドが欲しいとなったらキヤノンかな。

……と、長々考えて、今買いのカメラはPowerShot S80です(断言)! ……オレ的に!!!
一眼のEOS Kiss Digital Nと電池共有ってのもポイント高いの。
まだ買わないけどね。売り場で触ってみて、改めてレビューしましょう。

あとは、Panasonicが「あゆは28mm」とか言って広角ブームを煽ってくれそうなので、他のメーカーも付いていってくれるのに期待(パナ自体は買わない)。

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以下、HPから受ける各社の印象など(主観でね)

キヤノン:
サンプルがキレ〜イ。撮るのが上手い&照明でごまかしてるのは見え見えだけど。ジンガイモデルもキレイ(笑)
画像処理エンジンDIGIC IIの威力はスゴイ。一眼・交換レンズで儲けてるので(?)、開発元として力あり。
いや、いろいろキレイですよ。ホントに。

FUJIFILM:
「高感度でも画質がキレイ」でリードしてきたイメージ。
最近ではSONYとPanasonicの画像処理がここのに似てきている気がする。強めにかけると携帯のカメラでの撮影画像に近づいていく感じ。

RICOH:
人気のあったフィルムカメラをデジタル化して、ファンを取り込む作戦?
広角28mm単焦点とか、試みは面白い。レンズはいいんだよね、きっと、レンズは(CCDと画像処理は……偽色が多すぎて質感がないです)。

ニコン:
COOLPIXのHPにもっと力をいれましょう。
一眼はD200・D80でようやっとキヤノンに追いついて来た感じ(ボディについて語れば、の話)。
昔のスイバル式コンデジは、植物・菌類・鳥類とファンが多いんだから、そこをターゲットにすればいいのに……。

SONY:
なんとなく購入対象外(ごめんなさい)。
偽色を嫌う画像処理でキレイ。なので、一眼のαシリーズは成功すると思う。

Panasonic:
ここの製品を買わないことにしてるので(ごめんなさいね)購入対象外。
偽色は少ないけど、解像感は低め。どのカメラもFinePix Z1の写りに似てるなぁ。
光学手ぶれ補正は割と魅力。価格.comに「効かない」という意見もあるけど、ないよりいいんだからいいじゃん。室内・夜景とか、いいんじゃないかしら?

カシオ計算機:
あんまり使ったことがないんですが、画質がキレイですね。
ちょっと見直してみようかな。

PENTAX:
こちらもキレイですね。そして、小さいことはいいことだ。
低感度だとブレやすいかもしれないですが、上手い人なら??!

オリンパス:
実は職場が「オリンパスプラザ」のすぐ近くにあって……。
ギャラリーで無料写真展をやっているので、プロ写真家による作品に触れる機会が多いのです。
一眼のフォーサーズシステムは、ちょっと規模が半端だと思う。 CCDが小さいので、暗部の偽色が多い印象。ライブビューは便利そうだけど。
コンデジも、ちょっと偽色がある感じ。解像感を犠牲にしない方針なのかな。それはそれでいいかも。……でも印刷レベルでも目立つ。

KONICA MINOLTA:
SONYに遺伝子を残して、デジカメ市場から撤退(涙)
数年前に買ったDiMAGE A2は、職場でちょっとした商品写真を撮影するのに大活躍。
CCDシフト手ブレ補正「AntiShake」とか、いいギミックが多かったんだけど、やはり偽色を減らせないと生き残れない世の中かー。
三脚立てて低感度で撮ればキレイ……って「AntiShake」はどうした〜??!(レリーズタイムラグが長くてブレるのよ)


記述漏れなメーカーさん、すみません(コダックとか? EPSONとか?)

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……いままでの最長Entryになっちまったなぁ。

さあ、みんな行楽の秋に向けて、デジカメ買おうぜ(笑)!!
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