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2016.7.9 (Sat)

セゾン

セゾンふたつ。クリスタルベルグをケース買いする前に味見を、と思って一本買いに。
うまかったから買おうと思ったら、カートに入れたところで品切れした(;∀;)
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暗視野スリットagain

前にミジンコを顕微鏡撮影するのに使っていたNikonのLABOPHOT(母からの借り物)の調子が悪く、ステージの高さ(=ピント)が固定できないようになってしまってまして。ちょっと家のフローリング工事に先だって居場所に困ってた光学顕微鏡を新たに借りてセットアップ。

ケンコーFS-28を使って、いつもの「リング連装大作戦」で。

なんとなくいい感じに接続できたんですけど、顕微鏡が変わったので、暗視野検鏡用のスリットを作り直さないといけませんな。

暗視野って、レンズに直接光が入らないようにして、斜めからの光で試料を照らして検鏡する、黒バックや青バックで見るようなやつ。

普通の明視野で撮ったミジンコ


暗視野検鏡

あたしの場合、研究を目的に撮影しているというより、単にキレイな画像を得る撮影行為として検鏡しているので、暗視野がうまく撮影できるようにするのは必須なわけで。

暗視野を得るには、下部から照射される照明の、直接レンズに入る部分を円形に遮断して(色を付ける場合は透過するように)、その外側から光が回り込んで試料を照射するように、円形のスリットのようなものを使います。
寸法が合えば、トレーシングペーパーに硬貨を貼って簡易的に作ったりしてもできたりしますね。

前回LABOPHOT用に作ったときと同じく、こんなOHPフィルムを使います。

スリットの外径は33.4mmぐらいがよさそう(なんでや阪神関係ないやろ)。
Illustratorで整えて、こんな感じに刷り上がり。

ちょっと青が薄いかな? と思ったけど、データで暗くするとCMYKの再現の問題で彩度が落ちちゃう。この薄さで3枚ほど重ねるのが良さそう。
OHPフィルム印刷の表面はあまりしっかり定着せず、こすると取れてしまうので、重ね合わせることで印刷面を内側にできるので一石二鳥。

と、ここでフィルムの在庫が切れたので、池袋に買い出し。

……ガタンゴトン、ガタンゴトン……
駅そばズズーっ。

帰宅。
たくさんできた。

区別しづらいけど黒と青があり。黒は厚紙を貼る(OHPに黒印刷じゃ透けちゃう)

これを、ここの隙間に。

こんな感じで。


ヨドバシで買ったプレパラートの「トウモロコシの茎の断面」で撮影テスト。

x50(といってもカメラの倍率もかかるから微妙な表現)
明視野


青バック暗視野


黒バック暗視野


x25
明視野……収差大きいな。左下がケラレてるし、光軸がずれてるか。


青バック暗視野


青バック暗視野(2枚重ね)


黒バック

COOLPIX P6000

内側の遮断部分、x10の対物レンズを使う時は14mm、x5の対物レンズの時は8mmが良さそう(備忘録)

明視野・暗視野の切り替えをするときに照明の絞り羽根を動かしちゃう関係で、カメラ側の露出を決めづらい。
COOLPIX P6000、シャッター半押ししたときに画面に露出が反映されない、ってのがメチャクチャ不便ですね(これでどうやってデジスコやってたんだろう)。おまけにコンデンサー不良で電池を抜くと設定がリセットされる……。
何か他のカメラで使えそうなもの、あるかな〜(・∀・)?
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