先週、UPSがエラー吐いてブスブス(実際はピーピー)いってから、ファイルサーバーも調子悪く、メンテナンスを余儀なくされてました。
「fit-PC2」にFedoraを入れてsmbサーバーとして使ってましたが、どうもリスト取得で止まって、クライアントのMacがFinderから落ちる、という……ああああ。
↑これ、fit-PC2。手のひらサイズPC。
共有スペース用のHDDとバックアップ用のHDD(どちらも2.5inch 1TB)をつないで運用してたんだけど、どうもバックアップ用のHDDがふっと電源落ちしてカーネルエラーになってる様子。うちにあった別のHDDケースに替えても改善せず、DCアダプタのコネクタをぐるぐるまわすと電源が落ちてたんで、もう本体の電源関係が限界なのかも。
ということで、fit-PC2は気に入ってるんだけど、ずっと前に音楽を聴くために買っていた「EeePC701SD」というノートに役割交代してみようかなー、って、Fedora21Serverを落としてきて入れてみました。でも、これも、しばらくするとバックアップのHDD落ちちゃう。結局HDDケースをもう一個買ってきて交換したらうまくいきました。不調だった電源供給の影響を受けてケースの電源も壊れたとか、そんなんだったりするのかな???
旧サーバーから/etc/samba/smb.conf移植してきて……うーむ、うまくいかない。
あれこれいじって、SELINUXとファイアウォールをオフったら成功(その後、オンでいける設定に変更っ)。バックアップのためのrsyncを走らせるcrontabなど設定して、完了〜!
こんな感じで収納しまして、めでたし、めでたし。
一日後…………おっと「めでたし、めでたし。」じゃなかった。前任fit-PC2は、ローカルのNTPサーバーも担ってたんだった。
ということで、NTPもセットアップしたけど。うーん、外部と同期がとれない。
これはsmbのセットアップよりも悩んで、DHCPから動的にアドレス取得するとうまくいくんだけど、smb.confだか/etc/hostsに記載してる静的アドレスと両方でアクセス可能になっちゃってて気持ち悪い。でも、静的に設定するとうまくいかない、っていう。
結論は「DHCP不使用に設定してるのに、ゲートウェイアドレスとDNSサーバアドレスを設定してなかった」てなことでした(/etc/resolv.confには書いていたので、DNSは原因じゃなかったかも)。
で、これって知識があればもうちょっと早く解決できたはずだよなあ、と痛感したので、ちょっと勉強しようと思って、ググってみたら面白いサイトにたどりつきました。
3 Minutes Networkingネットワークの基本を、
博士と助手というハウツー教育コンテンツにありがちな構成で……んっんー。初心者にわかりやすく解説してくれてます。ゲートウェイについて調べてたどりつきましたが、一瞬ですげー良く理解できました。
一気に数時間読んでみて、書籍でもあればいいのに、と思ったらあったんですね(っていうかTOPページに書いてあるじゃないか)。速攻で買いに行ってしまった。
ついでにDNSのも買ってきた。(他に、http&メール、ルーティングの本なんかがありました)
なんとなく画面で読む方が味があるような気もしないでもないですが(元も子もない感想w)。「ネットワークの定義」「ケーブルの素材・設計」なんていう基本の説明から始まっていて「初心者向け」のいい入口だと思います。これは、IT業界が花形トレンド業界だと思って飛び込んで「いやー、僕はこういうの全然わからないんで、あはは」とかいってる努力を忘れたケツの穴の開いてるやつらのそのケツにぐりぐりとねじ込んでやりたい……じゃなくて、えーと、ネットワーク部門以外の人も読んだらステップアップできるんじゃないか、という良本ですね(汗) 馴染みのない言葉ばかりだったとしても、ちょっと知識が進んだときに改めて読み返してみたら、また面白味が増すんじゃないかな、と。
ルーターやらサーバーやらパパパっとセットアップできる管理者(のようなもの)になれたらいいですねー。なにより読んでいて楽しいんで、しばらくパラパラ読んでみようと思います。