ちょいと風邪気味なので、うろちょろせずに、自宅でワイコンの実写テストなんぞしてみました。
左:左がRaynox QC-505(0.5倍)、右がQC-707(0.7倍)。手前はクローズアップフィルタNO.3
右:左がSONY VCL-DH0730、右がRaynox DVM-700。どちらも0.7倍。
アダプターを前回からバージョンアップしてみました。
DVM-700に付属していたφ30.5mm→30mmのステップダウンリングをビニテの芯に樹脂ねんどで固定。
内圧の調整はビニテでやってるけど、ベタつくので、改善の余地あり。
まずは、歪曲収差などチェック。
これがワイコンなし。38mm相当。
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VCL-DH0730
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DVM-700
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QC-707+CloseUp No.3
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QC-505+CloseUp No.3
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QC-707とQC-505はクローズアップフィルタNo.3を使うと、ピント合わせの補助になることがわかったので、クローズアップフィルタも装着してのテスト。それでも505はスーパーマクロにしないと合わなかった。
画面の上側がより歪んでいるのは、Optio A20の鏡筒が偏芯しているせい。
鏡筒の下側にレンズの中心があるから、上側がよりワイコンの端の方になっちゃうため。
本当はアダプターで対応したいところだけど……。
VCL-DH0730は優秀ですねー。さすが、実売8,000円。
次は、屋外で「ちゃんと遠くに合焦するか」など、チェック。
おっと、マニュアルで撮ったら露出アンダーだー。
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VCL-DH0730
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DVM-700
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QC-707+CloseUp No.3
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QC-505+CloseUp No.3
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周辺部の流れや、色収差チェック、ってことで、中央右の白い部分のアップ。
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VCL-DH0730
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DVM-700
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QC-707+CloseUp No.3
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QC-505+CloseUp No.3
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周辺部の画像は、安価で1枚レンズのQC-X0X系が頑張っているのに驚き。大きいレンズの中央部を使っているせいかな。
DVM-700は、周辺にいくにつれ、流れるように解像度が落ちていってます。
結論としては、偏芯の問題があって、歪曲収差が無いほうがいいので、VCL-DH0730を持ち歩いてみようかな、と思います。
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0730装着! の図
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周辺部の解像度に不満が出て来たら、QC-707もいいかも。
(でも、軽量だけど、ちょっと大きめで出っ張ってるから、持ち歩きづらいんだよねー。せっかくメーカーから直接取り寄せてまで手に入れたから使いたいんだけど……)
場合によっては、DVM-700の周辺部の流れを作品に活かすのも面白い?
……あー、出掛けたいなー。ズビズビ(鼻水)