2013.4.5 (Fri)

ドラえもん大人一枚

池袋HUMAXで、今日までは一応やってるということだったんで、映画「ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)」を見てきました。
(ところで「のび太の」と「のび太と」とあるけど、どういう基準で決めるんだろう。今回は所有格じゃないし……)

これまでリメイク作品は劇場で見てきましたが、完全新作を劇場で見るのは、実ははじめて。

久しぶりにドラ映画見て、とても面白かったです。ドラえもん的・映画的な盛り上がり方がシンプルで乗りやすい。三瓶さんのクルトがかわいかったし、松平健さんもなんかよかった。

いろいろ分かりやすい伏線道具なんかがあったりして「こうなるだろうな」と見ていたんだけど、最後、ちょっと予想と違う点も多かったです。
「鉄人兵団」のときなんかは、シリアスな戦いの中でのアレやコレ、という展開だったけど、新作はリメイクよりも子ども向けに作るのかもしんないですね。

話の筋になっているテーマも、ちょっと今自分が感じていることと違う価値観で展開されていたんで、ふと「ああ、この映画は子ども向けのものなんだな」と、我に返ったりして……春休みで小っちゃい子どもたちに囲まれながら、なんとなく純粋じゃなく見てる自分にモヤモヤしてしまった。
これがバリバリ涙腺刺激系だと、割と素直に入ったりもするんだけどね(そういうシーンもあるけど)。


(ほんで、そんな感想持って、今日発売の「もやしもん」読んだら、なんか似たようなテーマやってるもんで。
もうちょっと純粋な菌類うんちくを期待してるので、ちょっと残念? でも「日本酒編・後編」になりそうな次号はまた面白そうかな)


最後に、2014のドラ映画の予告みたいなのもありました。
次は「アレ」のリメイクみたいです。ちょっと解決に「えー」て点もある「アレ」なんで、どういう風にするのか楽しみです。
大体芸能人声優からめた追加要素が邪魔になってることが多いけど「鉄人兵団」はいい感じだったし「なにも足すな!」とは言わずに待ちたいです。

……劇場の子どもたち、なんか大きいお兄さんがふんぞりかえってて怪しくてゴメンね。
そういえば、子どもたちはPerfumeの主題歌(これ、なんか好きになった)をしっかり覚えて歌ってたりするのね。予習がしっかりしておる。柔軟じゃっ。
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