2016.2.7 (Sun)
初代MacProのグラボ
愛機MacProが起動しなくなりました。リンゴマークの起動画面のあと、真っ白になっちゃってログイン画面が表示されない(;∀;)
2007年4月に購入した、外観はPowerMacG5のままにIntel CPUを搭載してすぐのやつです。Xeon 2.66のデュアルコアが2つという電気食い(?)
PRAMリセットとかなんとかいろいろ試してたらセーフモードでなんとか起動。でも、これも失敗することもあるような状態。リンゴマークのときからちょっと違和感があったんだけど、画面表示がちょっと変。
波打ってるのは撮影の問題として、ちょっと「ちりめんじわ」みたいなノイズが入ってる。
こういう柄の兵児帯持ってるな……。
どうやらグラフィックボードがおかしいよね、と見当がついたところで調べてみると、この時期のMacProはグラフィックボードの不具合が多くて、交換が相次いだりしていたのね。運良く(悪く)ここまで持ち応えてしまった。
デフォルトのGeForce 7300GT。
コンデンサ不良が多いみたいだけど、膨張・破裂・液漏れなどは見られず。
この時期の冷えた状態から、使用中は結構な温度まで一気に加熱されるから、チップ下の半田割れが起きるっていう不具合でしょうか。ファンレスだからねえ。
一応Intelマシンだし、ドライバがなんとかなればPC用のボードがMacでも、なんて情報もあったので、DOS/Vなノリで手持ちのグラボを差してみる。
MIDIソフト「EZ Vision」がWindows Meでしか立ちあがらないんで、Windows Meのドライバが存在するようなグラボは安い中古品を見かけると確保してたりするんですよね。OnBoardのグラフィックデバイスがMeに対応してないとVGA表示(640×480 256色)になっちゃうもんで。
そんなわけで部屋の前のタルの中から発掘してきた「GeForce 6600GT」(笑)
ダメでしたー。表示されない。
Windows Meは「ミレニアムエディション」だから2000年ごろのものとして、このMacProが2006年〜2007年ごろのもの。微妙に時代が違うものなんですかね(骨董マニア)
少し調べてみると、OSX10.8からはPC用グラボが割と普通に使えるとか。でも、10.8はこのMacに入らないんだよなあ(どっちみち6600GTはダメか?)。
あと、Mac起動用のEFIに対応していないと起動時のリンゴマーク画面は表示されないらしい。これが表示されないと起動ディスクの選択に不便でOS再インストールなんかに困りそう。できれば表示したい。
ということで、Mac用グラボの中古を探してみたら……
これとか(高っ)
これとか(ひぎゃっ)
調べてたときには在庫があったと思うけどスクショ時売り切れましたか。
まあ、どうせ、最新OSも全然サポートされない、購入からもうじき9年になるマシンにこの修理代を出すつもりもないぜ。
ググっていると、PC用のグラフィックボードのフラッシュROMにMac用のものを書き込んでゴニョゴニョってやってる人たちが結構いて、ちょっと挑戦してみようかな。
熱関係的にGeForceがよさそうなので、ヤフオクで(出品者さん、あざした!)。
Gigabiteの「GeForce 8800GTS」のやつ。
いかにもゲーム用っすよ、的なカバーで頼もしい(?)
こいつには補助電源が必要。
普通のATX電源ならそこから供給するようなケーブルがありそうだけど、MacProにそんな気の利いたニョロニョロはないのでM/Bから供給するケーブルを購入しておく。
グラボ1,480円(+送料510円) ケーブル1,180円。ケーブル高ええ。
まずはそのままのROMの状態で差してみまして。
ん、表示されない。ここで表示される予定だったんだけど(笑)
では、ROMを書き換えてみて……起動音を繰り返すようになってしまった。(しかも2回目以降は起動音の末尾部分のみを繰り返す)
どうもMac用のROMファイルは512MBモデル用みたいなことが書いてあるけど、GeForce 8800GTSにはメモリ320MB・640MBのものもあるようで、Gigabiteのは640MB。
リファレンスモデルに近いものじゃないと、うまくいかないものもあるみたいですかねえ。(Mac用として提供されるものは割とリファレンスに近いようで)
(このあと、元のROMに戻すのに若干手間取る)
で、EFI対応してなくても、ドライバがいけてれば表示されるんじゃないのかなあ、と思って、ふと、このマシンのOSが10.7LIONなんだけど、10.7.5のソフトウェアアップデートがうまくかからなくて、10.7.4の状態だったことを思い出す。
Appleのサイトにスタンドアローンのアップデータがあったのでかけてみて……
やっぱ表示されない。
そのまま「うーん、どうしようかな」と思案していたら、急に画面ONΣ(・∀・)
……黒い画面の中で起動に手間取ってたのか! 結局この10.7.5が良かったのか、それまで短気に諦めて電源落とすのが早かったのか、イマイチわからず。
(でも、まあ、はじめに差した時も結構待ったはずなので、10.7.5が良かった感じはする)
というわけで、一応の復旧。
EFI対応してないのでいきなりログイン画面にいっちゃうけど、安価に復旧できたのでちょっと満足。
ただ、リンゴ起動画面復活への挑戦もやってみたいなあ、という感じ。緊急時対応にも困るしね。そこでアキバの中古パーツショップをまわってみましたが、イマイチ良さそうなものはなし。
「Radeon HD4870」の64bitEFIのROMが、32bitの初代MacProには対応してないことになってるものの、実は32bitハイブリッドなので初代でも通用するらしい。これのPC版はネットで見かける。こいつをゴニョゴニョすれば……。
ただし、電源補助ケーブルがもう一本必要。それは、なんだか、ねえ(笑)
2007年4月に購入した、外観はPowerMacG5のままにIntel CPUを搭載してすぐのやつです。Xeon 2.66のデュアルコアが2つという電気食い(?)
PRAMリセットとかなんとかいろいろ試してたらセーフモードでなんとか起動。でも、これも失敗することもあるような状態。リンゴマークのときからちょっと違和感があったんだけど、画面表示がちょっと変。
波打ってるのは撮影の問題として、ちょっと「ちりめんじわ」みたいなノイズが入ってる。
こういう柄の兵児帯持ってるな……。
どうやらグラフィックボードがおかしいよね、と見当がついたところで調べてみると、この時期のMacProはグラフィックボードの不具合が多くて、交換が相次いだりしていたのね。運良く(悪く)ここまで持ち応えてしまった。
デフォルトのGeForce 7300GT。
コンデンサ不良が多いみたいだけど、膨張・破裂・液漏れなどは見られず。
この時期の冷えた状態から、使用中は結構な温度まで一気に加熱されるから、チップ下の半田割れが起きるっていう不具合でしょうか。ファンレスだからねえ。
一応Intelマシンだし、ドライバがなんとかなればPC用のボードがMacでも、なんて情報もあったので、DOS/Vなノリで手持ちのグラボを差してみる。
MIDIソフト「EZ Vision」がWindows Meでしか立ちあがらないんで、Windows Meのドライバが存在するようなグラボは安い中古品を見かけると確保してたりするんですよね。OnBoardのグラフィックデバイスがMeに対応してないとVGA表示(640×480 256色)になっちゃうもんで。
そんなわけで部屋の前のタルの中から発掘してきた「GeForce 6600GT」(笑)
ダメでしたー。表示されない。
Windows Meは「ミレニアムエディション」だから2000年ごろのものとして、このMacProが2006年〜2007年ごろのもの。微妙に時代が違うものなんですかね(骨董マニア)
少し調べてみると、OSX10.8からはPC用グラボが割と普通に使えるとか。でも、10.8はこのMacに入らないんだよなあ(どっちみち6600GTはダメか?)。
あと、Mac起動用のEFIに対応していないと起動時のリンゴマーク画面は表示されないらしい。これが表示されないと起動ディスクの選択に不便でOS再インストールなんかに困りそう。できれば表示したい。
ということで、Mac用グラボの中古を探してみたら……
これとか(高っ)
これとか(ひぎゃっ)
調べてたときには在庫があったと思うけどスクショ時売り切れましたか。
まあ、どうせ、最新OSも全然サポートされない、購入からもうじき9年になるマシンにこの修理代を出すつもりもないぜ。
ググっていると、PC用のグラフィックボードのフラッシュROMにMac用のものを書き込んでゴニョゴニョってやってる人たちが結構いて、ちょっと挑戦してみようかな。
熱関係的にGeForceがよさそうなので、ヤフオクで(出品者さん、あざした!)。
Gigabiteの「GeForce 8800GTS」のやつ。
いかにもゲーム用っすよ、的なカバーで頼もしい(?)
こいつには補助電源が必要。
普通のATX電源ならそこから供給するようなケーブルがありそうだけど、MacProにそんな気の利いたニョロニョロはないのでM/Bから供給するケーブルを購入しておく。
グラボ1,480円(+送料510円) ケーブル1,180円。ケーブル高ええ。
まずはそのままのROMの状態で差してみまして。
ん、表示されない。ここで表示される予定だったんだけど(笑)
では、ROMを書き換えてみて……起動音を繰り返すようになってしまった。(しかも2回目以降は起動音の末尾部分のみを繰り返す)
どうもMac用のROMファイルは512MBモデル用みたいなことが書いてあるけど、GeForce 8800GTSにはメモリ320MB・640MBのものもあるようで、Gigabiteのは640MB。
リファレンスモデルに近いものじゃないと、うまくいかないものもあるみたいですかねえ。(Mac用として提供されるものは割とリファレンスに近いようで)
(このあと、元のROMに戻すのに若干手間取る)
で、EFI対応してなくても、ドライバがいけてれば表示されるんじゃないのかなあ、と思って、ふと、このマシンのOSが10.7LIONなんだけど、10.7.5のソフトウェアアップデートがうまくかからなくて、10.7.4の状態だったことを思い出す。
Appleのサイトにスタンドアローンのアップデータがあったのでかけてみて……
やっぱ表示されない。
そのまま「うーん、どうしようかな」と思案していたら、急に画面ONΣ(・∀・)
……黒い画面の中で起動に手間取ってたのか! 結局この10.7.5が良かったのか、それまで短気に諦めて電源落とすのが早かったのか、イマイチわからず。
(でも、まあ、はじめに差した時も結構待ったはずなので、10.7.5が良かった感じはする)
というわけで、一応の復旧。
EFI対応してないのでいきなりログイン画面にいっちゃうけど、安価に復旧できたのでちょっと満足。
ただ、リンゴ起動画面復活への挑戦もやってみたいなあ、という感じ。緊急時対応にも困るしね。そこでアキバの中古パーツショップをまわってみましたが、イマイチ良さそうなものはなし。
「Radeon HD4870」の64bitEFIのROMが、32bitの初代MacProには対応してないことになってるものの、実は32bitハイブリッドなので初代でも通用するらしい。これのPC版はネットで見かける。こいつをゴニョゴニョすれば……。
ただし、電源補助ケーブルがもう一本必要。それは、なんだか、ねえ(笑)