2020.1.12 (Sun)

NTP電波時計ナントカ

いつだったか購入したSEIKOの電波時計クロック。

でも、電波時計なんだけど電波を全然受信しない。
WEBで検索しても「屋内で電波時計なんてものは受信しないものだ」ってことになってますね。とてもいいシステムだと思うのに。腕時計専用みたいなことなんですかね、電波時計ってのは。

問題は、電波時計受信システムなんかを搭載していると、それに頼ることになってるせいか、クォーツの精度が悪い。これなんかは1日1秒ぐらい進んでいくかも。

パソコンなんかはNTP(Network Time Protocol)で自動時刻合わせをするシステムがあるけど、そろそろWi-Fiで合わせにいってくれる時計とか開発されないもんですかねえ……有線のがSEIKOから出てるんだけど16万ぐらいする。なんじゃその価格設定は。

考えたのが、使ってないスマホを使うってやつ。




3Dプリンターでいい感じにベゼルもできたんだけど、スマホの時刻合わせはモバイルネットワークからの時刻合わせであって、NTPではないんですね。ううむ。

で、ちょっと前から気になっていた「電波時計用NTPリピータ」みたいな商品。

Wi-Fi式電波時計用リピータ P18-NTPWR

↑こんなやつ(Amazonへリンク)

これ以外にも有線のやつなんかがある。高い、ああ微妙に高いっ。いや、かなり高いっ。もっと高いのもある。高いっ。
でも、これでうまくいけば家中の時計を電波時計ムーブメントにして全部が完璧に合うようになるかもしれない。夢のようではありませんかっ(家の中で自分一人だけが持っている価値観かもしれないけど)

で、買っちゃった。↑の無線タイプにしました。P18-NTPWR。

Wi-Fiはともかく肝心の電波時計の方の電波は、家に行き渡らせるのに設置場所を選びそうだったので有線を避けた。

うちはWi-FiにMACアドレス制限をかけているので、それを調べてWi-Fiに参加させる。
これが案外手間取ってしまった。P18-NTPWRを親機モードにしてスマホから設定を試みたんだけど、「インターネットにつながってないけどいい?」っていうスマホの警告に「いいよ」って言わないと接続しないのね。今までもNature RemoとかAmazonアレクサとかいろいろ手間取ったのはそういうことなのか。接続したからダイアログが出てるのに処理しないと接続しないって、ちょっと変ですよね。

無事にWi-Fiに参加して電波を発するようになったら、クロック側で手動同期開始。

受信したマークが出た♪(Wi-Fi手間取って50分かかったw)

福島のおおたかどや山標準電波送信所から元々発信されている電波(40kHz)と混線しないように、東日本で使う場合は、西側・佐賀県のはがね山標準電波送信所(60kHz)の電波送出にするといいらしいけど、どうせ家屋内に全然届いてないから「E」って表示される東のでいいかな。複数台にしてうまくいかないようなら「W」も試してみよう。そのときは「W」は「Wi-Fi」の「W」だと思えばいいや。うん。
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