なんか「iCloudはじめましたっ」的なメールが来ていたし、OS自体がそんなに高くないので、MacBook AirのOSをLion(10.7)に上げてみました。
落とすのに30分、入れるのに30分で、なんとなく1時間ぐらいで終わったのかな?
お、ログイン画面がずいぶん変わってる。
10.7でRosettaが廃止されてPPCアプリケーションが動かなくなる、っのは聞いてたんで、上げる前に一応確認。
ダメそうだったのは……
Microsoft Office 2004 for mac
→あきらめてOpenOfficeに移行。VM上のWindows版をメインで使うことにします。
Fetch5.2.1J
→1,500円ぐらいで5.6Jにバージョンアップ。
SwitchBack(なんかバックアップのソフト)
→ここんとこ使ってなかったし、Automatorでルール作りするんでいいや。
ドライバ関係だと
スキャナGT-8400UF(これはMacProにつないでるやつだけど)
いつかのバージョンからかTWAINでは取り込めず。
EpsonScanがLionに非対応も、「イメージキャプチャ」でいけるらしい。
入れてみて、大きく使い勝手が変わったのはMail.appとSafariぐらい。
特にMailは、Mobile MeからiCloudに移行したことで、POP3での受信ができなくなったので、運用ルールを大きく変えることになりました。
SafariでFLASHがあるページのフォント色がなぜか少し薄くなる、っていうのが気持ち悪いけど、概ね順調に使えています。プリンタのドライバ入れ直しなどもなし。
こうなるとMacProにも導入したくなるけど、あっちはLeopardなので一度SnowLeopardに上げないとダメ?(イメージ持ってれば、いきなり新規インストールはできないのかな?)
どっちにしても、年始ごろの舞台に向けてシステムの安定重視らしいので、同居編集マンのお許しが出てませんが……。
Lionにしてみて面白かったのが、Mission Controlのデスクトップ(旧Spaces)の、それぞれの画面に壁紙が設置できるんですね。
思わず、色違いで4種作ってしまった。
スクリーンショットとるついでに、ちょっとお遊び。
合わせ鏡みたいな……(笑)
それにしても、OSXはこれまでも「Classicの廃止」「Rosettaの廃止」「プリントの仕様変更」……と、過去テクノロジーを捨てるのが早く、ちょっとバージョンアップするごとに使えなくなるものが増えすぎに思いますわ。
その割にバージョンアップしないと新しいサービスを使えないとかで(今回ならiCloud)、だんだん制作環境をMacで構築する気持ちが萎えていきます。
今回もAdobeだとCS2以前置き去りだし、デジパフォが動かなくなったときにはサポートに捨て台詞吐いて使うのやめたっけ。OSが1万円しないのに、バージョンアップで1万5千円もとるなや、MOTU&ミューズテクス、って。
昔から「モノ作るときはMacがいいんだよなー」なんて触れてきた身としては、近頃のアップルに対しては「変わっちゃったね」と言いたくなります。
「メールとインターネット? あとiTunes」とか「iPhone買って、Macがいいみたいだから〜」っていうライトなユーザー増えたもんなー。ちぇっ、ちぇっ。
ところで、どうしてもPPCアプリを必要とする場合は、VMwareなんかの仮想環境にSnowLeopard入れることで、Rosetta経由で動くようですよ。なんか、回りくどいけどねー(・∀・;)