3Dプリント大作戦〜設計
久しぶりにデジスコに行くと、機材の方をなんとかしたくなる、っていう恒例行事。
今のシステム。
Nikon Fieldscope ED82 + 16x24x30x wide DS + Nikon 1 J1・11-27.5mm・BENRO GH1 +Velbon Geo E535
照準器の取り付けを、スコープ側(ハンドルの付け根あたり)に移した以外は、この構成でやってました。
不満点:
・ちょっとイメージサークルが大きいせいか、11-27.5mmの前半部はケラレ・減光が多くて使えるズーム域が少ない。
・ビクセンの「デジタルカメラクイックブラケット」というのを、緩みの少ないように工夫して使っているけど、いろいろ干渉して、接合したままで「電池交換」「縦横位置の変更」ができない。
これらを解決できるかなー、と、最近発売された「Nikon COOLPIX P340」を注文しちゃいました。
以前使っていた「P300」の進化系なんですが、「P300」のときに1/2.3型だったセンサーサイズは1/1.7型に大型化していて、画質面は期待できそう。
あと「P300」のときに使ってた電池が使い回せるので、追加で予備バッテリーを買わなくていいのが、安上がりでいいかな、と。
と言っても、カメラ換えるといろいろ出費なんで、毎回、デジスコドットコム社のブラケット(3万円前後)を買うのはちょっと。
そういう考えもあって、ビクセンの汎用性がありそうなアダプターを使っていたんですが、実は去年の年末ぐらいから考えていた「接合部品を3Dプリンタでどうにかできないか」なんていう目論見について、検証を進めてみたくなりました。
もともと、学生時代に3DCGソフトでモデリングした経験があるわけだし、CADだろうがなんだろうがやってやろうじゃないか、よっしゃ設計GO! と勢い付けてはじめてみる。
デジスコーピング用ブラケット。こんなもん。
カメラに三脚ネジで固定して、スコープのアイピースに接合するパーツ。
これは「P300」用の「FSB-8」。Nikon制のものは安価だけど、チョット精度が悪い。
ブラケットを構成する部分ってどんな設計にしたらいいだろう、と考えて、以下の3つぐらいのパーツに分けてモデリングして、カメラの寸法に合わせて結合すればいいんじゃないかと。
パーツ1:カメラ固定部
カメラ前部・下部の角にひっかけて、三脚ネジで固定する部分。ネジみたいなものは3Dプリンタで作れないと思うので、市販のものを利用する前提で、穴だけあければいいかな。
パーツ2:鏡胴を包んでアイピースまで伸ばす部分
最終的に、最前部を58mmのフィルターネジにして、デジスコドットコム製の「TA4」という接合パーツにつなぐ必要がある、と。
ここでも、やっぱりネジ穴のようなものはプリント不可能と思われるので、ステップアップリング類に頼る設計に。
ケンコー(修正:「マルミ」のやつっぽいです。すみません)の「58→52」「52-49」「49→58」の3枚を結合したところ。
中央がくびれた状態になるんだけど、これに寸法を合わせて作ったパーツを挟み込む作戦。
断面図でいうとこんな感じに作る。
先頭が58mmの精密なフィルターネジになる……予定。
パーツ3:カメラ上部の固定部品
カメラ下だけでなく、上側も角に引っかけて固定することで、パーツの安定感が増すと思うので。
シャッターボタンの方に伸ばした位置に穴を開けて、レリーズケーブルの取り付けも狙います。
ここでも、ネジ穴は作れないと思うんで、デジスコドットコム製「455US」のM5ネジを使って、付属の2個のナットで挟み込む作戦。
2mm程の厚みで伸ばしたパーツの穴に通して、このナット2つで挟み込もうかと。
そんなわけで作戦は立った……(画餅かもなあw)
あとはカメラが届いたら計測して、CADデータとして作るのと……3Dプリンタを使わせてくれるサービスっていくらぐらいかなあ、という。
結局高くつく、みたいなことではなあ。cubeを買ったら15万ぐらいか(おい、まさか)。
ま、まあ、面白ければいいんだけど……。
今のシステム。
Nikon Fieldscope ED82 + 16x24x30x wide DS + Nikon 1 J1・11-27.5mm・BENRO GH1 +Velbon Geo E535
照準器の取り付けを、スコープ側(ハンドルの付け根あたり)に移した以外は、この構成でやってました。
不満点:
・ちょっとイメージサークルが大きいせいか、11-27.5mmの前半部はケラレ・減光が多くて使えるズーム域が少ない。
・ビクセンの「デジタルカメラクイックブラケット」というのを、緩みの少ないように工夫して使っているけど、いろいろ干渉して、接合したままで「電池交換」「縦横位置の変更」ができない。
これらを解決できるかなー、と、最近発売された「Nikon COOLPIX P340」を注文しちゃいました。
以前使っていた「P300」の進化系なんですが、「P300」のときに1/2.3型だったセンサーサイズは1/1.7型に大型化していて、画質面は期待できそう。
あと「P300」のときに使ってた電池が使い回せるので、追加で予備バッテリーを買わなくていいのが、安上がりでいいかな、と。
と言っても、カメラ換えるといろいろ出費なんで、毎回、デジスコドットコム社のブラケット(3万円前後)を買うのはちょっと。
そういう考えもあって、ビクセンの汎用性がありそうなアダプターを使っていたんですが、実は去年の年末ぐらいから考えていた「接合部品を3Dプリンタでどうにかできないか」なんていう目論見について、検証を進めてみたくなりました。
もともと、学生時代に3DCGソフトでモデリングした経験があるわけだし、CADだろうがなんだろうがやってやろうじゃないか、よっしゃ設計GO! と勢い付けてはじめてみる。
デジスコーピング用ブラケット。こんなもん。
カメラに三脚ネジで固定して、スコープのアイピースに接合するパーツ。
これは「P300」用の「FSB-8」。Nikon制のものは安価だけど、チョット精度が悪い。
ブラケットを構成する部分ってどんな設計にしたらいいだろう、と考えて、以下の3つぐらいのパーツに分けてモデリングして、カメラの寸法に合わせて結合すればいいんじゃないかと。
パーツ1:カメラ固定部
カメラ前部・下部の角にひっかけて、三脚ネジで固定する部分。ネジみたいなものは3Dプリンタで作れないと思うので、市販のものを利用する前提で、穴だけあければいいかな。
パーツ2:鏡胴を包んでアイピースまで伸ばす部分
最終的に、最前部を58mmのフィルターネジにして、デジスコドットコム製の「TA4」という接合パーツにつなぐ必要がある、と。
ここでも、やっぱりネジ穴のようなものはプリント不可能と思われるので、ステップアップリング類に頼る設計に。
中央がくびれた状態になるんだけど、これに寸法を合わせて作ったパーツを挟み込む作戦。
断面図でいうとこんな感じに作る。
先頭が58mmの精密なフィルターネジになる……予定。
パーツ3:カメラ上部の固定部品
カメラ下だけでなく、上側も角に引っかけて固定することで、パーツの安定感が増すと思うので。
シャッターボタンの方に伸ばした位置に穴を開けて、レリーズケーブルの取り付けも狙います。
ここでも、ネジ穴は作れないと思うんで、デジスコドットコム製「455US」のM5ネジを使って、付属の2個のナットで挟み込む作戦。
2mm程の厚みで伸ばしたパーツの穴に通して、このナット2つで挟み込もうかと。
そんなわけで作戦は立った……(画餅かもなあw)
あとはカメラが届いたら計測して、CADデータとして作るのと……3Dプリンタを使わせてくれるサービスっていくらぐらいかなあ、という。
結局高くつく、みたいなことではなあ。cubeを買ったら15万ぐらいか(おい、まさか)。
ま、まあ、面白ければいいんだけど……。