2014.4.30 (Wed)

3D大作戦〜ズームメモリー

3DプリンタでCOOLPIX P340のデジスコブラケットを作っちゃおう作戦、略して「3D大作戦」。ちょっと「まずったかなー?」という事態?

今回発注したブラケットは、P340の鏡胴が最も長くなる120mm(35mm換算)の位置でギリギリとなるように設計してます。
デジスコは中望遠域を使うのが割と良いかなー、ってところがあるけど、ズームしすぎてレンズエラーになるようだと煩わしいだろうな、と思ったので。

ただ、P340には、あらかじめ使用するズームポジションを登録しておく「ズームメモリー」って機能があったようで、これを使うとレンズエラーになるような長さになるのを防ぐことができそう……?

↓「ズームメモリー」

その下の「起動ポジション設定」というのを使うと、カメラを起動したときのズーム位置も決められる。

「ズームメモリー:ON」にすると、ズーム位置がステップ式になって、チェックの入っていないズーム位置に移動しなくなる。

P340の鏡胴は、最広角端の24mmである程度の長さまで伸びて、50mmまでズームすると徐々に短くなり、そこからは長くなりはじめて、120mmで最長となるような仕様。
そんで、無理な力がかかってズーム機構が壊れたりするとイヤなもんで、120mmに合わせて設計しちゃったんですが、この機能を使って、どうせケラレが発生する24〜28mmと、最望遠でちょっと画質が落ちそうな120mmにいかないようにすれば、もうちょっとカメラのレンズ先端と、スコープの接眼レンズを近づけられたんじゃないかなー、と。

↓「起動ポジション設定」を35mmにして……

↓こんな感じでフィルタリング。

この設定にすれば、フルレンジで使える設定よりも鏡胴の伸びが短くなる。
ステップアップ・ステップダウンのリングや、エクステンションチューブなんかを使ってクリアランス調整できるように、短めに設計しておけばよかった。長くすることは容易なのに……(出力も安くなるかも、だし)。

で、短くして作り直したい気持ちがズンズンきてしまいましたが、まずは初号機の完成を待って、接合部分なんかも見てから、ですよねえ。
どうも短気なもんで、いろいろ早く試したくて、気持ちが落ち着かないぜーっ。
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