2017.10.21 (Sat)

顕微鏡接続3

チーン!(そんな音はしない) 接続パーツ「V5」が焼きあがりました!!

内寸直径を25.6mmにしたのと、TA4接続部の出力を安定させるために、上下を逆にしてみました。
(ずっと使ってた黒のABS樹脂が切れたので、3Dプリンタ購入時に付属していた蛍光グリーンのPLA。わーお、カラフル)

PLAだから反らなかったのか、底面接地面積が小さいから反らなかったのか、いい感じに出力されましたな。

装着。


まだちょっと遊びがあってガタつく。
ブラケットのガタつきは光軸のガタつき。もうちょっと攻めたサイズにした方がいいよね。

そもそも、円柱ってことで作っているけど、実際は正24角形なわけで、向かい合う頂点の距離は25.6mmになっているけど、向かい合う辺の距離はもうちょっと短かったりするわけだ……えーと(だれか三角関数得意な人っw)
正確に計測する機器もないんだけど、実際の顕微鏡の鏡筒の直径は25.6mm-三角関数のα(!)-現状で多少遊びがあるぐらいのサイズ、ということよね。

単純に円筒(という名の24角形)の内径を狭めてもいいんだけど、またフィットしなかったらやだな。
……ってことで、内部にちょっと突起を作ってアジャストしてみようかと。狭めすぎてたら、そこだけ削ればいい♪

ではモデル更新。

筒内部の24の頂点のうち、3箇所について、頂点をひとつ飛ばしてつなぐような処理を施す。

これによって内径寸法が……えーと三角関数得意な人ーっw

……3時間後。
「チーン!」(だからそんな音は鳴らない)

こんな感じで出力。いい感じだぜ。

実はこれが「V7」。
「V6」は単純に0.1mmの突起を設置してみたんだけど、誤差吸収されてしまったのか、突起にならなかった。3Dプリンタの誤差の限界、ってとこですかね。

特に削ることなく、遊びなく接続できました。

質のいい茶筒の蓋が「すーっ」と降りていくような摩擦(?)
PLAは「ケバ」が多いっすね。「バリ」というより「ケバ」。
光学機器だから、ちゃんと取ってやんないとイカンかな。

自作暗視野スリットで暗視野撮影やってみましょうか。

「なんでもいろいろ手作り!!」www

こないだも撮った「グミの鱗毛」。
倍率5×5・カメラは35mm換算で120mmのズーム位置で撮ったものからトリミング。

OLYMPUS 生物顕微鏡 + NIKON COOLPIX P340
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