2017.11.16 (Thu)

レリーズステー改良

久しぶりにデジスコに行くと、なんかしらの機材改良をしたくなる。いつものことです。今回は、レリーズケーブルを固定する部分を自前の3Dパーツでなんとかしたい。

これまで、デジスコドットコム製のレリーズケーブルを、M5ナットふたつで挟み込む形(下側は手回しローレットナットに変更)してたんだけど、カメラを装着すると下側ナットとの隙間が狭くて力を入れられないから、どうも緩みがち。


そこで、さあさあアレの出番ですぞ。

おりゃっ(3Dプリンタ、ね)。

透過っ。

ブラケットをコの字型に挟み込みつつ、六角形の部分にM5六角ナットを埋め込んでネジ穴にしよう、という作戦。この六角形の中でナットの回転がとまるからケーブルを回していけば自然と上がって締まる。はず。

しかし、積層型の3Dプリンタは、下部の面の出力があんまりうまくないという欠点が。ここのところとか、うまくいくかな。


完成。

うーん、やっぱり精度が悪い。
六角形部分にナットが収まりませんでした。
穿孔した部分もM5にサイズが足りず、レリーズケーブルのM5ネジが通らない。パーツそのもののサイズも精度が悪く、穴の位置もずれてしまった……。

うーん失敗かな、と思ったけど……

M5に足りなかった穿孔にケーブルをねじ込んでいったら、PLA樹脂がうまいこと削れてM5の雌ネジと化しまして、手前から挟み込むことでナット無しで用を成す。むむー。

では、いっそそのサイズの穴のみでなんとかなるんじゃないでしょかね。
「v2」いってみましょう!


ぷしゅー(ん、なんか手前にコブがあるけどw)。

ん。む。完璧www

でも、まあ、削れた樹脂だけで固定しているんでは歩いていて不安もあるだろうと思ったので、一応ナットが入るようにしましょうか。

微調整を重ねて「v5」でうまいこといきました。六角穴の手前が開けているのは、3Dプリンタの積層が荒れない程度に斜めに立ち上がらせるため。
このサイズのものは20分ぐらいで出力できるからいいっすね。
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